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Chat! Chat!!で2025を振り返る | その他

Chat! Chat!!で2025を振り返る

<お知らせでもお伝えしています> 環境経営大学院大学(設置認可申請中)の舞台裏を伝えるChat! Chat!! 。 2025年の締めくくりにオンラインで行なったNECSUS特別セミナーの中からダイジェスト版をお届けしています。 ご覧の各回から1分間を厳選。コンテンツを楽しみながら、本学の学びの方向性を知っていただければと思います(開催順、敬称略)。 ・「サステナブル・マーケティング」杉山繁和(SENマーケティング事務所) ・「宇宙ビジネス最前線」藤井涼(UchuBiz) ・「異文化マネジメント最前線」挽野元(アイロボットジャパン) ・「ネガティブ・ケイパビリティ」田中稔哉(日本マンパワー) ・「サステナブルビジネス発想」中山茂(中山マーケティングデザイン) Chat! Chat!! 動画はコチラ (youtubeにつながります) どうぞご覧ください。

1.サステナビリティは”ルール”か、それとも”道徳”か?  -良い利益を生むビジネスを考える- 中山茂 特別セミナー(12月13日開催)振り返りインタビュー | NECSUS GREEN FILE

1.サステナビリティは”ルール”か、それとも”道徳”か?  -良い利益を生むビジネスを考える- 中山茂 特別セミナー(12月13日開催)振り返りインタビュー

環境経営大学院大学(設置構想中)では、GX時代の戦略的変革リーダーを養成する一環として、NECSUS特別セミナーと称するオンラインセミナーを開催しています。 2025年12月13日は、サステナブルなビジネス発想-未来を動かす価値創造3つの視点-と題し、千趣会からベル・メゾンを700億円ビジネスに育て上げた中山茂・中山マーケティング株式会社代表取締役に講演願いました。 以下は、ご講演終了後、本ニュースレター読者に向けミニインタビューにお答えいただいたものです。聞き手は本学理事長の平野宏司です。 平野:本日の特別セミナー、ありがとうございました。「サステナブルなビジネス発想-未来を動かす"価値創造"3つの視点-」と題し、 ①新規事業開発の現状理解 ②サステナブル視点からの価値創造意識、 ③本質的価値を見失わない臨機応変な対応 についてお話しいただきました。 3つの視点はすべて合点のいくものでしたし、私は「筋がいいビジネス」の話が心に残りました。「筋」がいいビジネスとは、「なんかよさそう」ではなく、構造として強いと感じることができるか?そしてそれを見極める直感を養うには「失敗体験」や「考える努力」が必要、との話で、これは経営の体系的な学びの必要性を説く本学の考えと合致するものです。 さらに先生が好きな言葉として「報われない『努力』はあるが、無駄になる『努力』はない」を紹介されたことも印象的でした。 さて、先生のお話には、「良い利益」「悪い利益」という言葉もありました。自社利益のみを考えるビジネスは、悪い利益しか生まないが、顧客や社会を考えて行なうビジネスは「良い利益」を生むとの話でした。 サステナビリティを意識しないビジネスでは、本当の意味での「良い利益」は生まれにくいのではないか、という理解をしたのですが、その点について改めてご説明いただければと思います。 中山:正直に言うと、過去の成功事例は、当時はサステナビリティを強く意識してやっていたわけではないケースが多いんですよね。ただ、あらためて振り返ってみると、「うまくいったビジネス」は結果的にサステナブルな要素と合致している。 逆に、当時からその視点を明確に意識していれば、もっと違う展開もあったかもしれない。今回はそこまで踏み込んではいませんが。。。 平野:これからビジネスを始める方々には、ぜひ環境経営、つまり環境保全を基軸としたビジネスを実践してほしいという思いがあります。それが「良い利益」を生むものであってほしい、という願いもあります。そのために、例えば会議の中にサステナブルのチェック項目を入れるとか、責任者を置くといった、具体的なヒントがありますか? 中山:これは本当に難しい問題です。ビジネスって、きれい事だけでは成り立たない部分もありますよね。誰かが利益を得る一方で、誰かが不利益を被る構造が生まれることもある。そう考えると、単純に「サステナブルであるべきだ」と言うだけでは済まない現実があります。 だからこそ、サステナビリティは「言葉として毎回掲げるもの」なのか、という点には正直、違和感もあります。本来は当たり前のこと、もっと言えばルール以前の「道徳」の話だと思っているんです。SDGsを、無理にルール化しようとしているように感じる部分には、少し悶々とするところがあります。 平野:なるほど。一方で、やはり何らかの「仕組み」にしないと、人はなかなか動かないのではないか、という思いもありますが。。。 中山:ひとつ思い出すのが、以前関わっていた組織での取り組みです。会議室の出口にメーターが設置されていて、「今の会議はどれくらいお客様を笑顔にできましたか?」と表示されているんです。満面の笑顔から、不満そうな顔までいくつか選択肢があって、会議を終えたら必ずチェックしてから退出する。 これを「良い利益・悪い利益」に置き換えて考えると、今の会議での議論は人や社会にとって誇れる内容だったのか、そうでなかったのかを振り返るだけでも、結果的にサステナブルにつながるのではないかと思います。少し強引な例えですが、そんな感覚の装置は必要かもしれません。 平野:最終的に、会議の終わりで自分たちの道徳心に照らし合わせる、ということでしょうか。とても興味深いですね。 中山:ところで本日の聴講者の方々の関心は、「事業」に比重が高かったのか、「環境やSDGs」であったのか、どうでしょうね。今日のセミナーが、皆様が本当に求めている価値を提供できているものであることを願いますが。。。 平野:環境経営とその教育は、今まさに成長・発展期にあります。理想論だけを語るのが本学の役割なのか、それとも、従来のビジネスの悩みや葛藤を引き受けながら、どう乗り越えるかを模索する実学の場なのか?私たちは後者でありたいと思っています。 今日のお話から、聴講者の皆様が、これまでの時代の経済・社会の歩みと、これからの、環境という視点で新たにアップデートしていく時代へ向かう意思が、共有できたのではないかと思います。 ありがとうございました。

GXリーダー必須「あいまいさに強くなれる思考法」 日本マンパワー会長が語る「ネガティブ・ケイパビリティ」 田中稔哉 | NECSUS GREEN FILE

GXリーダー必須「あいまいさに強くなれる思考法」 日本マンパワー会長が語る「ネガティブ・ケイパビリティ」 田中稔哉

2025年11月29日は、「曖昧さに強くなる思考法ーネガティブ・ケイパビリティから学ぶ持続可能な成長のヒント」と題し、株式会社日本マンパワーの田中稔哉・代表取締役会長にご登壇いただきました。 以下は、ご講演終了後、本ニュースレター読者に向けミニインタビューにお答えいただいたものです。 Q1.ネガティブ・ケイパビリティとは何でしょうか? ネガティブ・ケイパビリティとはあいまいで不確実な状況の中で、 「わからなさ」を受け入れ、それに耐えながら、あきらめず、観察や 思考を続ける力(あり方)です。 私があてた訳語は、希望を内包した「保留状態維持力」です。 誰でもどこでも発揮するものですが、ポジティブ・ケイパビリティ(効率的な問題解決力)とのバランスで、優位になったり劣位になったりします。 特に対人支援は理解しきれない存在である人間を相手にしますので、必要になります。ただ数学など答えがあるように見える課題だとしても「本当にそうか」「他の答えはないか」と考え続ける姿勢は持っているべきだと思います。 Q2.環境経営を学ぶ人達が、ネガティブ・ケイパビリティという問題解決のためのアプローチを手に入れる必要性についてお答えください。 長期的視点を持つことが必要な環境問題と、それに比べて短期的な成果が求められがちな経営という、一見相反するテーマに対して、答えが見えない中でも、あきらめて思考停止になることなく、考え続け、試行錯誤し続けるには、ネガティブ・ケイパビリティが必要です。 また、SDGsなどもそれぞれの目標間にジレンマ、トリレンマがあり、企業経営でももはや「こうすればいい」という経営課題はあまりありません。 経営上の選択についても、いったんポジティブ・ケイパビリティを発揮して意思決定したとしても、それを妄信して進むのではなく、変更や修正をする構えを持ち続ける方が、VUCAの環境下では有効だと考えます。

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